Prawn 「Kingfisher」
正直、Topshelf Records*1から、この作品が出たとき(早耳の方から見れば遅ればせながらですが)、簡単な言葉で言うと、控えめに言っても「ぶっ飛び」ました。
青春というか、甘酸っぱい青臭さを持ち、見た目では落ち着いていても、心の中は掻痒感でいっぱいのような音景の中に浮かぶ、メロディック風味をふんだんに使ったグッドメロディーが心を締め付けてきます。また、このバンドはホーンの使い方が絶妙で多幸感がありますし、ギターの音色なども併せて、Human Pyramids(UKのポストロック?プロジェクト)と同じような方向からの衝撃を感じました。
こちらは、アルバムが出る前の段階で既に数十回とリピートしていた曲。
青春感といってもこのバンドからは、少年らしさと言うよりは青年らしさを感じますね。
*1:アメリカ、カリフォルニアのレコードレーベル。良質なポストロック、エモ、インディーロックのバンドを輩出しています。